膝痛治療

痛みの特徴としては、安静時から動き始めの痛みです。
どういう事か申しますと、例えば椅子に長時間座っていて、立ち上がろうとする時や歩き出そうとする時に出る痛みです。

他にも階段の昇降時痛、特に降下時の痛みです。
よくお医者さんは言います。
「歳だから」
「痩せなきゃダメだ」
でも、そんな事はありません、諦めないでください。
変形した関節は戻りませんが、痛みは改善できます。

なので、より強い外力がかかった場合は、靭帯の断裂や半月板の損傷をきたし易くなります。

半月板は内外に２つあり、上方からの重量を吸収・分散したり、クッションになるといった役割がありますが、スポーツや過剰な外力、不用意な捻りが加わることで、亀裂が生じたり、裂けたりの損傷を受けることがあります。
この半月板が損傷・断裂をして、関節内に挟まった時にロッキングが起こったり、関節の動きの中で不整が起こると、強い痛みを出現させます。
軽いロッキングならば手技での整復で修復可能ですが、重度のロッキングになると手術が必要な場合もあります。

当院では骨盤と膝の関係に着目した治療を行います。
具体的には

• 骨盤のソフト矯正
• 上部下部の筋肉の緊張除去
• 腓骨の動きの修正
• 屈伸での痛みの開放

​を行います。

但し、全く曲げ伸ばしが出来ない半月板損傷においては医師の対診をお願いすることもあります。

膝関節は内側側副靭帯・外側側副靭帯・前十字靭帯・後十字靭帯などの強靭な靭帯が付いていますが、不安定な構造の上に成り立っているので、強い外力が加わると、よく損傷をきたします。
損傷の型としては

1. 靭帯の一部断裂や伸張（一説には靭帯は伸びない物と言われていますが・・）
2. 靭帯の大きな断裂
3. 靭帯の完全断裂（痛みは意外と少ない）