鵞足炎

頻回な過度な膝の曲げ伸ばしや日常生活やスポーツによる披露の蓄積により腱が引っ張られ炎症が起こります。

動作痛では、あぐらをかいて座る姿勢や立っている状態から床に座ろうとする動作、階段の昇降などの普段の生活の中で痛みが現れ始めます。

痛みの部位は膝の内側ですが施術経験上、膝の内側よりも股関節の動きの悪さが原因になっていることが多く施術の初期段階ではまず、徹底的に股関節の可動域を正常な状態に戻すことを最優先に施術を行っていきます。

もし現在、どこかの治療院や整形外科等で鵞足炎の治療を一ヶ月以上受けられていて症状が改善されていないのであれば、残念ながら、その治療院や整形外科では改善の見込みが無いかも知れません。

まずは痛みが現れる動作の確認をし、座位での膝の曲げ伸ばしが可能かどうか、立位時での膝の屈伸動作、膝を内側や外側に捻る動作（内旋・外旋）の可動域がどれぐらいあるかで痛みの程度を評価します。

他には歩行やランニング・ダッシュの際の地面を蹴り出し時の痛みなのか、踏み込み時の痛みなのか。それともダッシュからストップをする時の痛みなのか、ステップをしていてターンをする際の体勢の切り返しの動作時の痛みなのかを詳しく確認していきます。

サッカーなどのボールを蹴る動作でも痛くなるケースが多いです。

立位姿勢での確認では、膝が内側に入り込んでいないかどうかも原因の一つです。

いわゆる内股やX脚です。

上記のように傷みが現れる動作を細かく確認し股関節・膝関節・足関節の動きを正常な状態に戻していき鵞足炎の原因である縫工筋・薄筋・半腱様筋（半膜様筋）は臀筋や腰背部の筋群との繋がりが密接に関わっているので、背中の張り感は無いか、腰痛の有無なども大切になります。

鵞足炎は、膝の周りよりも股関節や背中周りの筋肉が原因となっている事が大半を占めます。

床に座りながらTVを観ている時に膝が痛くて集中できない時はないですか？

男性ならあぐらをかいて座ると痛い。

女性ならお姉さん座りをすると痛い。

スポーツを頑張っている方は走ると痛い。

これらの痛みをもう解消したくはありませんか？

目を瞑りながらウトウトしそうな程の心地良い施術を数回受けるだけで

あなたを苦しめていた膝の痛みはみるみる無くなっていきます。